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  • 2013.03.03 Sunday

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    41歳の涼しい夏の夜に

    • 2012.08.08 Wednesday
    • 02:20
    あの日以来、私の中で大きく何かが変わってしまった。
    それは変わらざるをえない状況のことだったり、それまで自分の中で抑えてきたものが、一気に吹き出したことだったり…
    だって、風呂に二週間も入れず、下着も替えがないので洗濯して生乾きのパンツをはき、着るものがなくくるぶしが見えるようなつんつるてんのジャージでたいして化粧もせず歩き、知人にそれを笑われても何とも思わない、なんてことはそれまでの生活でありえなかったわけだから(笑)

    そんなこんなでまず、変わったことと言えば「物欲」がほとんどなくなってしまったこと。
    モノを「所有」するという気が失せてしまったのだろう。
    本当に、欲しいものと言えばピアノくらいのものだ。


    それでも震災前の暮らしを懐かしみ、夜中ふとした時に急に涙があふれ枕を濡らしたことは一度や二度ではない。
    そしてそれは以前ほど頻繁ではなくても時々私を襲い、不毛なセンチメンタルへと掻き立て後戻りさせたがる。
    時々大槌の流されたアパート前まで導かれるようにたどり着き、あれこれ思ううち涙があふれることもある。
    しかし、それまで自分を縛り付けて来た価値観まで私は津波に流してしまったのだ。
    もうあの頃の私には二度と戻れない。

    「こうしなけれここで暮らせない」
    「こうでないと仕事が出来ない」
    「こうでないと生きられない」
    「こうでないと幸せになれない」

    それまでどんなにそんな呪縛の中で生きてきたことだろう。
    しかし、まだ全て割り切って解放された状態ではない。
    迷うこともあり、やさぐれることもあり、腹の立つこともあり、感情的にわーわーわめきたくなることも多々ある。(そしてわめき、迷惑をかける人もいる、ごめんなさい)
    しかしその矛先はあきらかに震災以前とは違うのだ。

    昨年から、釜石市の半島をまわり取材を重ねて来た。
    そこに生きる人々の凛とした強さに励まされたり、一緒に腹立たしい気になって怒ったり。
    被災の程度に関わらず、個人個人にストーリーがある。
    今ここで生きる人々の思いやこれからどう生きるのか、頻繁に更新は出来ないかもしれないが、それを伝えていけたらと思う。

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